ABOUT "ShakeHands(シェイクハンズ)"

歩きながら、走りながら、スムーズに水分補給。
持ちやすい独自の形状でパンツのウエスト部分にそのままひっかけられる。ランニング、ウォーキングからトレイルランニング、登山まで幅広いフィールドで活躍するRunning Bottle ShakeHands(ランニングボトル・シェイクハンズ)です。

他のボトルには無い唯一無二の機能性とデザイン

左右どちらの手でも、大きな手の方でも、小さな手の方でも持ちやすい形状。
強く握らなくても、親指を窪みにひっかけるように持つと軽い力で保持することができます。
独特のシェイプ形状はパンツのウエスト部分にもひっかけられます。(意匠登録済み)もちろん、重みや揺れでボトルが落ちてしまう事もありません。

ランニング、ウォーキングからトレイルランニング、登山まで幅広いフィールドで活躍するRunningBottleShakeHands(ランニングボトル・シェイクハンズ)です。
水分補給のためのウェストポーチやバックパックを家に置いて、身軽に走り出しましょう!

現役のランナー、トレイルランナーが開発に携わり、レースから日常のランニング、登山まで幅広いフィールドで使うことを想定し開発しました。

ボトルに使用するプラスチックには国産原料を使用し、全て国内で製造。(MadeinJapan)

直接口に入れる商品なので、食品衛生法の検査もクリアし安全性にもこだわりました。

シェイクハンズ開発の経緯

開発者自身も市民ランナーで、日々のランニング・トレイルランニングを楽しんでいましたが、暑い時期の水分補給に不自由さを感じていました。

それまで、ランニング中に水分補給を行う方法としてはランニングコースの途中で自動販売機やコンビニエンスストアに寄ったり、ペットボトルやソフトフラスク、ハードボトルを「手に持つ」「ウェストポーチに入れる」「バックパックに収納する」といった方法が主流でした。

空き時間があったら身軽にサッと走り出したいと思っても、結局ウエストポーチを探したりバックパックを準備したり一手間がかかる事はちょっとしたストレスになります。

もっと手軽に水分を持ち運べる方法はないか?

その時、目にしたのは当時トレイル界隈でカリスマランナーとして人気だったトニーことAnton Krupicka/アントン・クルピチカ選手の姿でした。

上半身裸でハンドボトルだけを持ってロングトレイルを走る姿はインパクト抜群であると同時に、ミニマリストとしての信念を感じさせるスタイルに感銘を受けました。そして、究極のスタイルともいえる「何も持たないで走る」方法はないか模索しました。

当時にも腰の部分に差し込めるアイデアのボトルはありましたが、実際に使ってみるとボトルの形状が腰の骨に当たり痛くなったり、ボトルが太くて持ちにくかったり、飲み口の嵌合が緩く水が漏れたりといくつかの問題点が見つかりました。

また、各メーカーからランニングパンツの腰部分にポケットが付いた商品や伸縮性のベルトなどの商品が発売され始めた時期でもあり、各社それぞれの方法、アプローチで荷物を収納できる機能を製品に取り入れているようでした。

しかし、ポケット付きのパンツにしてもベルトにしても、その製品自体がなければ水分を手軽に携帯する事はできません。結局はウェストポーチやバックパックと同じ方法なのです。ボトル自体に特徴や形状の工夫が必要である事を再認識する事ができました。

アイデアをカタチに。ヒントは握手(Shake Hands)

その後、ランナー仲間や現役のトレイルランナーからアンケートやヒアリングを行い、必要な水分量や携帯方法などさまざまな情報を集め、友人のプロダクトデザイナーから助言をもらいながら実際に形にしていく作業を行いました。
粘土でボトルのアイデアを形にしているうちに、ボトルの持ち手を握手(Shake Hands)しやすい形にして保持すると、とても持ちやすい事が分かりました。
人はあいさつ・親愛のしるしとして手を握り合う「握手」を行います。また、手をつなぐという行為自体が人間の脳に「安心感」を与えるそうです。ペットボトルやハードボトルでは重さを保持するために握力を使って掴みますが、握手するように、親指を引っ掛けるように持つことで掴まなくても少ない力でボトルを保持できる事がわかりました。
パンツに引っ掛ける事を目的とした形状ではなく、持ちやすい形状が副産物としてパンツに引っ掛けられるようになったのがシェイクハンズ独自の形状です。

また、製品の設計を行うなかで、ボトルに使用するプラスチックの原料選びにもこだわりました。

硬すぎると体に当たる部分にストレスがかかります。また、転倒時に圧迫され骨折のリスクも発生します。逆に柔らか過ぎるとボトルの形状安定性が失われ、液漏れにつながります。

実際にポリエチレンの配合率や厚みを何度か試しながら、納得のいく最適な硬さにたどり着きました。

飲み口に使用している樹脂も、歯で噛んでも大丈夫な適度に弾性を持ったエラストマー素材を選択しました。キャップとの勘合性も高まり、液漏れを防ぐ目的もあります。

あと、あまり知られていませんが、シェイクハンズの口径は42mmというサイズで、HydrapakやSALOMONなどのキャップも使用できます。

さらにカタダインのBeFree浄水器も取り付け可能となっています。(使用するにはちょっとしたコツが必要ですが)

構想から2年後の2018年、遂に完成したのがランニングボトル、シェイクハンズです。

シェイクハンズのデビュー戦、富士登山競走

最初の実戦テストは2018年7月に開催された第71回富士登山競走の山頂コース。富山を代表するトレイルランナー、高瀬裕行選手にシェイクハンズを託しました。

富士登山競走は標高770mの富士吉田市役所前をスタートし、標高3,711mの富士山頂久須志神社までの距離21km、高低差は日本最大の約3,000mに及ぶ歴史と由緒のある大会です。

給水は10ヶ所ありますが、制限時間は非常にタイトなため水分補給のタイミングも重要なポイントになります。

また、できる限り装備を削る必要があるスピードレースというのもシェイクハンズにはピッタリの場面だったと思います。

その富士登山競走で高瀬選手は見事3位でシェイクハンズと共にゴール。もちろん100%選手の実力があったからの結果ですが、大舞台で実際に使用された実績こそシェイクハンズの信頼性の高さだとポジティブに受け取っています。

使い方は自由、アイデア次第。

本来、シェイクハンズは比較的短い距離のランニングシーンを想定して開発した経緯がありますが、実際は通常のハイドレーションボトルの代替品として、トレイルランニングではUTMBやULTRA-TRAIL Mt.Fuji、信越五岳、KOUMIなどの100マイルレースでの実績、ロードでは100kmのウルトラマラソンでも使っている選手も多くおられます。
ウエストポーチなどが不要なのはもちろん、ソフトフラスクと違い、自立性があり携帯性に優れているので、マイコップ代わりに使用できることもおすすめの理由です。
また、サイクリングやボルダリング、クロスカントリースキーや愛犬の散歩の時など様々なスポーツやアクティビティにおいて、使い方の幅はさらに広がっています。
他に便利な使い方があれば是非教えてくださいね。

2023年、満を持してバージョンアップ。

シェイクハンズ発売から5年後の2023年、さらに使いやすいよう形状を見直し、バージョンアップを行いました。
ユーザーからのフィードバックがある程度集まったのと、修正するポイントが明確になった事が理由です。

まずは「形状の変更」です。背中に当たる部分の形状をフラットにし、面で当たることによりフィット感と安定性が向上。初代に比べて揺れも少なく長時間の使用でも快適になりました。これが最も重要な改善ポイントとなります。
次に「容量の変更」です。330mlから350mlに容量UP。たかが20mlですが、1口分増える事で安心感につながります。これ以上容量を増やすと「揺れ」につながるのでギリギリの容量になります。
そして最後に「目盛りの追加」です。サイド部分に50ml単位の目盛りが追加されました。水分の残量と粉末状のドリンクを溶かす際、おおよその目安になります。
以上、細かいバージョンアップですが、長時間使用すると感じるストレスを極力排除できたと思っています。
特に背中と接する部分は何千回、何万回と擦れる部分なので、擦り傷になったり赤く腫れるという事も無くなると思います。

製品の特徴

1.形状

・左右、裏表などどちらの向きでも持ちやすく、手の小さな女性までつかみやすい形状。

・ボトル下部がスリムになっているので、バックパックのボトルホルダーやポケット、ウエストポーチ、パンツのウエスト部分に差し込むことができ、出し入れしやすい。

・約350mlの内容量は片手で持った時のバランスが良く、本体の窪みに指が引っ掛かるので安定性がある。

2.適度なやわらかさ

・本体の材質はLDPE(ポリエチレン)製。硬すぎず適度なやわらかさで肌当たりが良く、形状安定性に優れています。

3.洗いやすい

・ボトルの開口部が大きく開いているので、ボトル洗浄用ブラシを使用し、隅々まで洗うことができます。また、キャップと飲み口を分解することができるので、汚れた場合でも清潔に保つことができます。

4.水漏れしない

・精度の高い金型、成形によりパッキン不要で水漏れがありません。

5.安全性

・食品容器にも使用できる国産原料を使用し、国内で生産、最終検品を行い出荷。食品衛生法の試験をクリアしています。

商品詳細

・商品名ランニングボトルシェイクハンズ

・色本体:透明(乳白)

フタ:6色(イエロー、ブルー、ピンク、グレー、ブラック、カーキ)

飲み口:透明

(モニターの発色の具合によって実際のものと異なる場合があります。)

・内容量約350ml

・材質本体:LDPE

フタ:PP

飲み口部分:エラストマー

※原材料は、全て食品衛生法・食品、添加物などの規格基準に適合しています。

・耐熱温度:100度 耐冷温度:-20度

・生産国:日本
・「意匠登録済」「DesignPatent」

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